アトリエの改修工事 ここからはDIY
壁を塗る準備① 〜ボードにパテとシーラーを塗る〜
今回の改装では、壁の左官と床のフローリングを貼る作業はDIYです。
これまでに自宅の改装で、めくれた壁を補修してペンキを塗ったり、フローリングを貼った経験があるのでなんとか自分たちでできるかなと…
ただ大工さんとDIYを組み合わせるスタイルは普通は嫌厭されるようです。今回改装を受けてくれた西村組さんはありがたいことにDIYもOK、自由度がかなり高めで都度相談をしながら進めることができました。
和室が取り壊され次第に古い土壁が顕になると、その昔大工さんが竹や土など自然の材料をうまく使い、職人技で家が建てられたことを改めて感じました。そしてその面影をすっかり消してしまうのが残念な気がしてきました。解体作業で崩れた土壁をきちんと直してその上に漆喰を塗ることも考えましたが、手間と残された日数のことを考えると難しいと思い至り、今回はボードを貼ってもらった上に漆喰を塗る事にしました。
まずはパテ(石膏のようなもの)でボードの隙間やビス穴を埋めて、乾いたらやすって平らにします。次に全体にシーラーを塗る、特に木製ボードからはアクが滲み出てくるので漆喰を塗る前に何度もシーラーを塗る必要があります。
はじめは結構簡単!すぐに終わりそうだと思いました。息子も手早くビス穴を埋めてくれました。でも部屋全体となると、意外に果てしない作業。特に窓枠まわりや、壁同士の角にはかなり時間がかかりました。